本日はお客様にお送りするためのサンプルを作成しました。
銅の円板を購入するにあたり光が反射しないような加工をして欲しいということでした。
弊社では普段から銅以外にもステンレスやアルミに反射防止の加工を行っております。
実際のところ、反射する金属が嫌われるのは屋外で使用されているものが多いので、必然的に銅への加工よりもステンレスへの加工が多くなっています。
銅の板への反射防止加工
通常であれば銅の板は光が当たると結構反射します。
以下の画像のようにiPadが写り込むぐらいなので光を当てれば反射します。
こういう感じに光ってしまうと困るとのことなので②のような反射防止の加工を行いました。
わざとカメラが写り込むぐらい反射させて撮っていますので加工をしたところと素地のところの反射具合の確認がしやすい画像になっています。銅の光沢が抑えられているのがお分かりになると思います。
反射防止の加工について
加工はオービタルサンダーで行いました。オービタルサンダーはサンドペーパーを取り付けて使用しますが、サンドペーパーの部分がハンディーマッサージ機のように振動するのでその面が製品と擦れてこのような感じに仕上がります。
反射防止が完了した銅の板の撮影について
撮影はかなり明るい室内で行いました。
以下、画像のご説明になります。
①素地のままの銅板です。
②反射防止加工を行った部分です。②は③よりも垂直方向(画像の上下方向)にオービタルサンダーを動かして目をつけることを意識して仕上げたものです。
③全面に反射防止を行っています。②よりもランダムにオービタルサンダーを動かして加工しています。
弊社ではこのように金属板への反射加工が可能ですのでお気軽におっしゃってください。
反射防止加工は銅・・C1020(無酸素銅)とC1100(タフピッチ銅)、リン青銅(C5191)、真鍮、アルミ、ステンレス、鉄に行うことが可能です。
宜しくお願いいたします。